食材マスタの使い方|単価・アレルゲン・food_codeを1か所で管理する
この機能でできること(3点)
- ・ 店で使う食材の単価・容量・単位を1か所で管理。全レシピの原価計算がここを参照する
- ・ 食材ごとにアレルゲンを設定すると、レシピとラベルに自動で反映される
- ・ food_code(食品標準成分表の紐付け)を設定すると、栄養成分の自動計算が有効になる
1. 食材マスタは「全機能の台帳」
食材マスタ画面では、食材の検索・追加・編集ができます。 1つの食材につき持たせる情報は次の4種類です。
- 名前:レシピの照合に使われる呼び名
- 単価と容量・単位:「300円 / 500g」のように、 購入価格と入り数のセット。レシピの使用量と掛け合わせて原価になる
- アレルゲン:特定原材料等の該当品目。 設定すると、その食材を使う全レシピ・全ラベルに自動反映される
- food_code:日本食品標準成分表の食品との紐付け。 栄養成分計算(栄養成分計算の使い方)の起点になる
ポイントは、この台帳を直せば使っている全レシピに波及することです。 「豚ロースが値上がりした」を10レシピに転記する作業は発生しません。
立ち上げの順序も、この台帳中心の構造から決まります。 最初に食材マスタを最低限整え、次にレシピを登録し、 最後にラベルを作る。逆順(ラベルから作ろうとする)だと、 原材料表示の元になるレシピと食材が空で手が止まります。 マスタ→レシピ→ラベルの順が、遠回りに見えて最短です。

2. 登録の実務:単価は「買った状態」で
- 納品書やレシートを手元に、購入価格と入り数をそのまま入力する (500gパック300円なら「300円/500g」。gあたりに換算する必要はありません)
- アレルゲンは仕入れ品の規格書・パッケージの表示から転記する。 特に醤油(小麦・大豆)やマヨネーズ(卵)のような 加工調味料の「隠れアレルゲン」を漏らさない(コンタミ対策も参照)
- 栄養計算を使う食材にはfood_codeを設定する。 プリセット由来の食材には最初から付いています
ゼロから全食材を手入力する必要はありません。業態別プリセットで主要食材を一括登録してから、自店特有の食材だけを 追加するのが最短の立ち上げ方です。
3. 運用のコツ
- 名前は現場の呼び名で:レシピを貼り付けるときの表記と 揃えると照合が速い。「豚ロース」「薄力粉」のように普段の呼び方で
- 単価更新は仕入れ更新画面で:値上がりのたびに マスタを1件ずつ開くより、仕入れ更新で複数食材をまとめて更新し、影響メニューを同時に確認する方が実務的
- 規格変更に注意:同じ商品でも内容量が変わったら (500g→450gの実質値上げ)、容量side も更新する。 単価据え置きでも原価は変わる
- アレルゲンは仕入先変更のたびに見直す: メーカーが変わればアレルゲンが変わることがある。 規格書の再確認とセットで(販売前チェックリストの考え方)
よくある質問
Q. 食材は何件まで登録できますか?
A. 食材マスタの件数に制限はありません。プランの制限対象は レシピ件数とラベル発行数です(プランと設定)。
Q. 単価は税込と税抜のどちらで入れるべきですか?
A. 店内で統一されていればどちらでも機能しますが、 仕入は軽減税率8%と10%が混在するため、 納品書の税込金額で統一するのが迷いの少ない実務です。 売価も税込で入れれば、原価率は税込同士の比率になります。
Q. 同じ食材を業務用と小売用で使い分けたい場合は?
A. 「豚ロース(業務用)」「豚ロース(スーパー)」のように 別名で登録し、レシピ側で使い分けるのが簡単です。 単価の違いがそのまま原価比較になります。
まとめ
食材マスタは、単価・アレルゲン・food_codeを持つGenkaの台帳です。 プリセットで主要食材を入れ、自店の食材を現場の呼び名で足し、 値動きは仕入れ更新でまとめて反映する。 この台帳が正確なほど、原価もラベルも栄養計算も正確になります。 最初の1時間をマスタ整備に使うことが、 以後の全作業の精度と速度を決めます。
単価管理の考え方は原価率を守る食材単価管理をご参照ください。
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